東日本大震災から5年が経ちますね。私、矢北浩司と吉際勝則2人が初めて震災後の南三陸を訪れたのは2011年10月でした、陸前高田、大船渡を回り、岩手県の漁港の瓦礫を引き上げる為の潜水が三陸での初めての潜水支援活動でした。
その後はダイバーの先輩や仲間と、宮城県南三陸歌津の漁業復興支援潜水を中心に、17回延べ70日南三陸へ足を運び、何日かは矢北洋介、拓也も同行し、瓦礫撤去や養殖ロープの点検等で、50ダイブ以上の潜水を行いました。
南三陸歌津で出会った船長は、稲淵という漁港の漁師さんです。この漁港で津波を乗り越え残った漁船は僅か3艘。その内の1艘がいつもお世話になってる船長の船。
この港には、地震発生後40分で津波が到達したそうです。
僅かな時間で船を沖に出し、2日後、なんとか瓦礫の隙間に船を進めて港に戻ったそうです。
船長もかっこいいし、船は古いけど、この津波を乗り越えたまさに、レジェンド 伝説の船長と船なのです。
お手伝いの漁師さん達も
心が澄んでて、宮城の言葉もなんか・・・良い。
潜水作業はハードですが、この人達の為なら頑張れると、皆そう思えたナイスガイ達との出会いが、何より私達を南三陸に向かわせる原動力となっているのです。
5年目の日を迎える明日3月11日現地に行くことは出来ませんでしたが、これからも変わらず出来る限りの潜水支援は継続して行きたいという気持ちを届けたいと思います。
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