初夏から晩夏にかけて、伊豆半島ではアオリイカの産卵を、ダイビング中目の前で観察することができます。
ダイビングポイントでアオリイカが産卵しやすいように木の枝を沈め、そこに50cm程度の雄と30cm程度の雌が、長さ10cm程の卵が8個程度入った卵嚢を産み付けます。
雌を奪い合うオス同士の戦いは、体色変化もさることながら、相手より自分の体を大きく見せようとしながらの攻防を目前で観察が出来ますよ。
卵からハッチアウトした数ミリのアオリイカの赤ちゃんは秋には10cm前後に成長し、浅場でイワシなどの捕食シーンを観ることができます。
感動的なアオリイカの産卵は7月をピークに9月初旬までダイバーを楽しませてくれます。
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